Monday, 16 September 2024

SD市の最低賃金、時給$12にアップ

 

SD市の最低賃金、時給$12にアップ

条例により、過去2年半で3度改定

2019年1月2日


今年1月1日付けで、サンディエゴ市の最低賃金が時給$11.50 (約1,250円) から$12.00 (約1,300円) に引き上げられた。

これは2016年6月の住民投票による「時給引き上げ条例案」 (Prop. I) の結果に基づいている。

同提案が可決されたことにより、サンディエゴ市の最低時給は2016年7月に$10.00から$10.50に引き上げられ、2017年1月には$11.50に改定された。

その後、2年を経てさらに50セントアップが実施されたことになる。

州レベルでの最低賃金は、カリフォルニア州の場合、2016年4月に可決した 「最低賃金引き上げ法」に基づいて、2017年1月に$10.00から$10.50に、2018年1月に$11.00と改定され、今年1月に$12.00まで上昇し、サンディエゴ市が定める額と同額になった。

カリフォルニア州法では改定賃金$12.00を従業員数26人以上の企業に適用し、従業員25人以下の小企業/零細企業は$11.00となるが、サンディエゴ市条例には例外規定がない。


(2019年1月16日号掲載)