2022年2月17日
不動産業向けのAIチャットボットを開発するオジョ・ラボ (本社:テキサス州オースティン) による最新の調査結果が発表され、全米主要都市圏の中で、サンディエゴ都市圏が「最も住宅所有の難しい地域」にランクされた。
この統計は、各都市圏の住宅中間販売価格と中間世帯所得の相関関係から算出されたもの。
サンディエゴ都市圏の中間価格は前年同月比14.3%アップの764,000ドル (2022年1月調査) で、購入難度指数は全米No.1の8.16を示した。
例年、購入難度指数トップを維持してきたサンフランシスコ都市圏 (オークランド~サンノゼを含む) は、依然として全米一の高額物件リストを有していながら、1月の中間価格が年間ベースで4.2%下落したことから、購入難度のスコアが前月の9.2から7.9に低下し、サンディエゴに#1の座を明け渡した。
住宅所有の難しい都市圏トップ10は以下の通り (中間販売価格/購入難度指数):
① サンディエゴ ($764,000 / 8.16)
② サンフランシスコ ($1,012,000 / 7.90)
③ ロサンゼルス ($676,800 / 7.87)
④ モービル/ペンサコーラ ($307,860 / 6.25)
⑤ ボイジー ($460,000 / 6.15)
⑥ マイアミ/フォートローダーデール ($402,000 / 6.06)
⑦ ラスベガス ($397,750 / 5.99)
⑧ サクラメント/ストックトン/モデスト ($500,000 / 5.76)
⑨ ニューヨーク ($510,000 / 5.59)
⑩ フェニックス ($409,000 / 5.44)
オジョ・ラボの1月統計によると、全米平均の住宅中間販売価格は前年同月比10.5%↑の376,730ドル。
昨年12月に報告された年間14.9%アップから大幅にダウン。
また、全米平均の購入難度スコアも12月の4.9から1月には4.5まで低下した。
(2022年3月1日号掲載)