Monday, 23 December 2024

SDG&E顧客に$60.70のクレジット 光熱費払い戻し、温室効果ガス対策

9/28/2023

サンディエゴ・ガス&エレクトリック (SDG&E) は9月27日、気候変動対策を目的とするカリフォルニア州公益事業委員会 (California Public Utilities Commission = CPUC) の特設プログラム「カリフォルニア気候クレジット計画 (California Climate Credit Schedules)」 に則して、一般住宅の顧客を対象に光熱費支払いのクレジットを10月に提供すると発表した。

この措置は2019年から指定月を設定して実施され、今年は2月 (ガス料金クレジット:$43.40)、3月 (電気料金クレジット:$60.70) に続いて10月 (電気料金クレジット:$60.70) で3回目。

SDG&Eの住宅顧客は10月の請求書に$60.70の “振込” を確認することになる。

ただ、請求サイクルの違いもあり、顧客全員が同時にクレジットを受け取ることにはならない。


今年はこれまで、ガスと電気のサービスを利用しているSDG&Eカスタマーに2月と3月の合計$104.10のクレジットが適用されている。

10月分のクレジットを合計すると、2023年分は$164.80になる。


CPUCが運営する払い戻し計画は、温室効果ガスを排出する発電所や天然ガス事業者などの大規模な燃料供給企業に対し、炭素汚染許可証 (カーボン排出許可証) の購入を義務付ける州のキャップ&トレードプログラムから資金を得ている。

請求書に記載されるクレジットは州のプログラムから支払われるカスタマーの取り分となり、その目的は省エネ製品に投資する機会を増やすことにある。


*詳細は www.cpuc.ca.gov/climatecredit/