2022年12月7日
大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手 (36) が12月5日、来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック (WBC) に出場する意向を自身のツイッターで示した。
日本代表の栗山英樹監督と握手した写真とともに「栗山監督に『来年のWBC出場しなさい』と言われたので出場します」と投稿した。
日本人大リーガーの出場表明は、エンゼルスの大谷翔平選手に次いで2人目。
ダルビッシュ投手は2009年の第2回大会に出場し、日本の2連覇に貢献している。
大谷選手 (28) は11月にWBC出場を表明していた。
日本代表の栗山監督が11月21日、札幌市内で取材に応じ「ファンが見たい選手に集まってもらうのが僕のスタートだった。皆さん、おめでとうという感覚が一番」と語った。
起用法は明言しなかったが「(打者の大谷と投手の大谷) 2人いることを彼が証明した。いろいろな考え方がある」と、二刀流での出場を示唆。
他の選手との兼ね合いがあるとした上で「年内くらいには形をつくりたい」とメンバー選考の見通しを明らかにした。
日本選手だけでなく、大リーグで活躍する日系選手を招集するかどうかについては「最初から世界一になるつもりなので、可能性を探っている」と話した。
*写真は、2006年ワールド・ベースボール・クラシック決勝でキューバに10-6で破って優勝を飾り、チームメイトと喜ぶ日本のイチロー選手 (2006年3月20日=サンディエゴ・ペトコパーク)
*Picture: © Alan C. Heison / shutterstock.com
(2022年12月16日号掲載)