Saturday, 17 May 2025

自動洗車場で男性圧迫死 エスコンディード、交通事故

2022年4月16日

エスコンディードの E. Valley Parkway にある24時間営業のセルフサービス自動洗車場で、4月15日深夜、稼働させていた男性客が機械と車の間に挟まれて死亡した。

エスコンディード市警が発表した。


事故は15日午後11時45分頃に起きた。

この洗車場は、ライトの点滅やサインボードの指示に従い、運転手が車の進行をコントロールしながら、一定時間で洗浄が終了する一般的なシステム。


警察によると、洗車機から30分間もアラームが鳴り続けていたが、他の客が異様な状態に気付き、その車に歩み寄るまで男性は発見されなかったという。

警察が911通報を受けて現場に到着すると、男性は洗車機の一部と自分の車の間に挟まれていた。

警察官が男性の心肺蘇生を試みながら、救急隊員に出動を要請。

男性は近くのパロマー医療センターに搬送されたが、その後、死亡が確認された。


警察当局が監視カメラの映像を再生し、状況を検証したところ、何らかの理由で、男性が洗車中に車から降りた可能性があるという。

翌朝の発表でも正確な経緯は不明のまま。


警察当局は、被害に遭った男性だけが現場の状況をコントロールしていたため、この事件は産業事故 (industrial accident) ではなく交通事故 (traffic collision) と判断されると述べた。

洗車方法もニュートラルでベルトコンベアーに沿って稼働させるシステムとは対照的で、捜査当局は第三者による過失致死とは考えていない


また、警察は死亡した男性が成人であること、同乗者がなかったことを発表しただけで、身元に関する詳細な情報を明らかにしていない。

    
*写真はイメージ

(2022年5月1日号掲載)