2023年3月1日
天然ガス相場が2月、3月と2か月連続で下落し、1月の1サーム (therm=ガス使用量計算に用いる熱量単位) あたり3.45ドルから3月は0.60ドルまで落ち着いた。
サンディエゴ・ガス&エレクトリック社 (SDG&E) からの通知によると、一般家庭のガス料金 (諸料金+税金を含む) は、1月の平均約225ドルから3月には約85ドルと大幅に減少する見込みだという。
今年1月、SDG&Eは天然ガス相場の継続的な上昇を理由に、コスト急騰分を消費者にも反映させたことで、
請求料金は前年同月比で倍額近くまで跳ね上がった。
それを考えると消費者には喜ばしいニュースだ。
また、SDG&Eは顧客に対して、電気料金の便宜についても朗報を伝えている。
同社の Time-of-Use Plan (電力使用時間帯別の料金体系プラン) に加入している顧客は、最も料金が安くなる “Super-Off-Peak” は平日 0:00am-6:00am のほか、3~4月は平日10:00am-2:00pm の時間帯が追加される。
週末と祝日の “Super-Off-Peak” は 0:00am-2:00pm のみ。
次に料金が安い “Off-Peak” は平日 6:00am-4:00am で 3~4月は 6:00am-10:00am、2:00pm-4:00pm。
週末と祝日の “Off-Peak” は 0:00am-2:00pm のみ。
最も料金が高くなる “On-Peak” は平日、週末、祝日ともに 4:00pm-9:00pm と設定されている。
*各プランの詳細は sdge.com/MyEnergy へ。
(2023年3月16日号掲載)