大谷、二刀流でMVP 9勝/46本に満票評価


2021年11月19日

大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手 (27) が11月18日、今季のリーグ最優秀選手 (MVP) に選出された。

「9勝、46本塁打」をマークした投打の「二刀流」が圧倒的な評価を集め満票での受賞。

日本勢ではマリナーズのイチロー以来、20年ぶりの栄誉に輝いた。


米メディアは改めて投打の「二刀流」による歴史的活躍に賛辞を贈った。

ロサンゼルス・タイムズ紙 (電子版) はシルバースラッガー賞などの受賞ラッシュを紹介し「戴冠式は完結した」と表現。

「(ア・リーグ西地区4位の) チームは沈んでも、大谷周辺の盛り上がりは衰えなかった」と称えた。


スポーツ専門局ESPNは「二刀流スターとしての約束を果たした」と伝えた。

スポーツ専門サイト「アスレチック」は「シーズン中盤でこの日が来るのは分かっていた」と順当な選出だったことを強調。


発表の場となった大リーグ専門局、MLBネットワークの番組では、マリナーズなどで活躍した解説者ハロルド・レイノルズ氏が、当初は二刀流に懐疑的だったとした上で「大谷は抜群。

こんな選手は見たことがない」と持ち上げた。


アナハイムにある本拠地エンゼルスタジアムは、球場正面の電子広告で「SHOHEI OHTANI MVP」と表示し、祝福ムードを演出。

売店では早速、Tシャツやピンバッジなど関連グッズの販売が始まり、まとめ買いするファンの姿もみられた。


チームメートで、自身も3度MVPに輝いているマイク・トラウト外野手は「1人の選手が8回を投げ、本塁打を打ち、盗塁し、右翼を守るのは信じられないことだ」と、驚きを交えてコメントした。


(2021年12月1日号掲載)