Tuesday, 23 July 2024

日本人移住150年祝う

日本人移住150年祝う

CA州、6月に記念行事

2019年4月8日


日本人が1869年に初めてカリフォルニア州に移住してから150年を迎える今年6月、かつて農園だった跡地で記念行事が行われる。

主催する非政府組織 (NGO) の関係者は4月6日、サンノゼのイベントで「日系人にとって重要な歴史の場所を残し、後世に伝えていきたい」と述べた。

福島県会津若松市が中心の旧会津藩出身者による開拓団だったため「若松コロニー」と名付けられた農園は、日本人による北米大陸初の入植地としても知られる。

近年は説明板の設置など整備が進む。

記念行事は6月6~9日の日程で、日米で暮らす子孫同士の顔合わせや和太鼓、日本舞踊など日本文化を伝える催しが予定されている。

サンフランシスコ日本総領事館の宇山智哉総領事は「若松コロニーは米国における日本人移民史の原点。

歴史を通じて日米の絆を確認する機会にしたい」と話している。

跡地はサンフランシスコの北東約200キロ。

旧会津藩の開拓団が軍事顧問だったドイツ人と共に、当時ゴールドラッシュに沸いていたカリフォルニア州に入植した。

茶と絹の生産を目指したが、資金難や天候不良などで試みは2年足らずで失敗に終わった。




(2019年5月1日号掲載)