自由の女神像博物館が完成
ニューヨーク、公開から1か月
2019年5月26日
米国を代表する観光名所で、年間約450万人が訪れるニューヨークの自由の女神像近くに、像の歴史や文化的背景を紹介する「自由の女神像博物館」が完成し、外国メディア関係者向けに公開された後、5月16日から一般公開されている。
女神像の設計や建設の様子のほか、女神像が現在、世界各地で自由の象徴となっていることを大型スクリーンの映像で紹介。
1886年の建設から100年近く使われた後に改修で交換された巨大なトーチも間近で観賞できる。
女神像を管理する米国立公園局は、これまで像の台座部分にある小さな展示スペースでゆかりの品々を見られるようにしてきたが、博物館を建設して展示内容を大幅に拡充した。
マンハッタンなどから女神像があるリバティー島と隣のエリス島行きフェリーのチケット (大人18.5ドル/約2,000円) を買えば、入場無料。
(2019年6月16日号掲載)