ロス五輪予算約69億ドルに増額
立候補の2016年から修正
2019年5月31日
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2028年ロサンゼルス五輪の組織委員会は4月末、大会予算が当初から13億6000万ドル (約1500億円) 増額の68億8000万ドル (約7637億円) になったと発表した。
AP通信によると主要な予算計画は2016年提出の立候補ファイルと同じで、実際に資金を運用する2020年以降の物価上昇分などを計上した。
ロサンゼルスは当初、2024年大会に53億ドル (約5824億円) の予算で立候補した。
2017年に国際オリンピック委員会 (IOC) が2024年大会のパリ開催と2028年大会のロサンゼルス開催を同時決定したことを受け、2028年大会向けに修正した予算を今年4月末までに公表することになっていた。
実質的な予算増額は約2億ドルで、地域的な若年層スポーツと4年延長分の組織運営費に充てる。
*写真はロサンゼルス・メモリアル・コロシアム。
2028年大会で開会/閉会式会場、陸上競技の主要会場となる予定。
(2019年6月16日号掲載)