五輪開催危ぶむ声と米紙
予測困難とIOC委員
2020年2月27日
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© NYCStock / shutterstock.com |
ウォールストリート・ジャーナル紙 (電子版) は2月25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今夏の東京五輪開催を危ぶむ声が各国五輪関係者らを含めて高まっていると伝えた。
国際オリンピック委員会 (IOC) のパウンド委員は同紙の取材に、5か月後の状況を今から予測するのは困難と述べた。
日常的に世界保健機関 (WHO) と連絡を取り合っていると説明した。
同委員はまた、Jリーグなどが公式戦の中止や延期を決めていることについて、「リスク緩和の点では賢明」と評価したものの「選手や関係者ら11,000人が世界中から集まる五輪」では、競技別の対応例は参考にできないと指摘。
「(五輪は) かなり密な状況であり、誰かが感染していればリスクは何倍にもなる」との懸念を示した。
中止や延期の場合、最終決断を誰がするのかは分からないと述べた。
一方「選手らに聞かれれば『知る限り、現状では東京で開催だろう』と答える」との考えも示した。
(2020年3月16日号掲載)
国際オリンピック委員会 (IOC) のパウンド委員は同紙の取材に、5か月後の状況を今から予測するのは困難と述べた。
日常的に世界保健機関 (WHO) と連絡を取り合っていると説明した。
同委員はまた、Jリーグなどが公式戦の中止や延期を決めていることについて、「リスク緩和の点では賢明」と評価したものの「選手や関係者ら11,000人が世界中から集まる五輪」では、競技別の対応例は参考にできないと指摘。
「(五輪は) かなり密な状況であり、誰かが感染していればリスクは何倍にもなる」との懸念を示した。
中止や延期の場合、最終決断を誰がするのかは分からないと述べた。
一方「選手らに聞かれれば『知る限り、現状では東京で開催だろう』と答える」との考えも示した。
(2020年3月16日号掲載)