秋までに実用化可能性も
2020年3月4日
トランプ大統領は3月2日、ホワイトハウスで製薬企業幹部らと会談し、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発を促した。
同席したペンス副大統領は会談終了後に記者会見し、治療薬について「今年夏から秋の初めまでに実用化できる可能性がある」 と述べた。
企業名は明示しなかった。
ペンス氏はワクチンについて「早いもので6週間以内に臨床試験を始められそうだ」との見通しを説明。
臨床試験で安全性や有効性を確認するのに時間がかかるため、年内の実用化は難しいことを示唆した。
ロイター通信によると、会談で企業側は「新型ウイルスに有効な可能性の高い化合物を特定した」 (ファイザー: 本社ニューヨーク) などと取り組みを報告した。
米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長も2日、国防総省での記者会見で、米軍の研究施設で新型ウイルスに対応するワクチンの開発を急いでいることを明らかにした。
今後数か月程度で一定の成果を出したいとの考えを示した。 *写真はイメージ
(2020年3月16日号掲載)
同席したペンス副大統領は会談終了後に記者会見し、治療薬について「今年夏から秋の初めまでに実用化できる可能性がある」 と述べた。
企業名は明示しなかった。
ペンス氏はワクチンについて「早いもので6週間以内に臨床試験を始められそうだ」との見通しを説明。
臨床試験で安全性や有効性を確認するのに時間がかかるため、年内の実用化は難しいことを示唆した。
ロイター通信によると、会談で企業側は「新型ウイルスに有効な可能性の高い化合物を特定した」 (ファイザー: 本社ニューヨーク) などと取り組みを報告した。
米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長も2日、国防総省での記者会見で、米軍の研究施設で新型ウイルスに対応するワクチンの開発を急いでいることを明らかにした。
今後数か月程度で一定の成果を出したいとの考えを示した。 *写真はイメージ
(2020年3月16日号掲載)