アップル、腕時計で存在感
米決済市場でも脅威に
2020年3月5日
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アップルが腕時計やキャッシュレス決済の分野で存在感を一段と高めている。
使い勝手の良さで大ヒットしたスマートフォン「iPhone (アイフォーン)」と同様に、競合他社の脅威となる存在に成長している。
2015年に発売した腕時計型端末「アップルウオッチ」。
アイフォーンと連動し、メールや電話機能のほか、アプリによるニュース通知などに対応。
心拍数や運動量の計測機能も搭載する。
調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、2019年のアップルウオッチの出荷数は前年比36%増の3070万個。
2014年に始めた決済サービス「アップルペイ」も好調だ。
クレジットカードなどを登録して使用する。
本人確認に顔認証などを活用し、安全性の高さが特徴。昨年、米国でクレジットカード「アップルカード」 (*写真) を発行し、アップルペイの利用が一段と拡大した。
バーンスタイン・リサーチは、アップルペイが世界のカード決済に占める割合について2020年の約5%から2025年までに10%に拡大すると予測。
「米決済サービス大手ペイパルの競争上の脅威だ」と分析している。
(2020年3月16日号掲載)
使い勝手の良さで大ヒットしたスマートフォン「iPhone (アイフォーン)」と同様に、競合他社の脅威となる存在に成長している。
2015年に発売した腕時計型端末「アップルウオッチ」。
アイフォーンと連動し、メールや電話機能のほか、アプリによるニュース通知などに対応。
心拍数や運動量の計測機能も搭載する。
調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、2019年のアップルウオッチの出荷数は前年比36%増の3070万個。
2014年に始めた決済サービス「アップルペイ」も好調だ。
クレジットカードなどを登録して使用する。
本人確認に顔認証などを活用し、安全性の高さが特徴。昨年、米国でクレジットカード「アップルカード」 (*写真) を発行し、アップルペイの利用が一段と拡大した。
バーンスタイン・リサーチは、アップルペイが世界のカード決済に占める割合について2020年の約5%から2025年までに10%に拡大すると予測。
「米決済サービス大手ペイパルの競争上の脅威だ」と分析している。
(2020年3月16日号掲載)