新型コロナ、NIH チームなど
2020年3月19日
新型コロナウイルスが培養用の細胞を離れても、「エーロゾル」と呼ばれる微粒子の状態で最大3時間後でも空気中で検出され、感染能力を保持すると米国立衛生研究所 (NIH) などのチームが3月18日までに発表した。
プラスチックの上でも最大72時間残存することが分かった。
チームは「感染拡大を抑える上で重要な情報だ」としている。
感染の主な原因は感染者の咳 (せき) やくしゃみで出る飛沫で、直径は0.005ミリほど。
1~2メートル飛ぶが、重さにより短時間で落下する。
エーロゾルはこれよりも小さく長時間空気中を浮遊するため、感染力があるウイルスが含まれると感染の恐れが増す。
チームによると新型コロナウイルスは最大72時間のプラスチックのほか、台所の設備に多く使われるステンレスでも48時間と感染力を維持した。
銅の上では4時間、段ボールの上では24時間で消滅した。
ウイルスは感染した細胞を離れると活動を維持できなくなるが、新型コロナウイルスについては、どれぐらいの時間を要するかは明らかではなかった。
•新型コロナウイルス関連の最新情報は随時発信している『ゆうゆうニュースレター』をご覧ください。
(2020年4月1日号掲載)
プラスチックの上でも最大72時間残存することが分かった。
チームは「感染拡大を抑える上で重要な情報だ」としている。
感染の主な原因は感染者の咳 (せき) やくしゃみで出る飛沫で、直径は0.005ミリほど。
1~2メートル飛ぶが、重さにより短時間で落下する。
エーロゾルはこれよりも小さく長時間空気中を浮遊するため、感染力があるウイルスが含まれると感染の恐れが増す。
チームによると新型コロナウイルスは最大72時間のプラスチックのほか、台所の設備に多く使われるステンレスでも48時間と感染力を維持した。
銅の上では4時間、段ボールの上では24時間で消滅した。
ウイルスは感染した細胞を離れると活動を維持できなくなるが、新型コロナウイルスについては、どれぐらいの時間を要するかは明らかではなかった。
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(2020年4月1日号掲載)