CA州、ワクチン接種を証明するデジタル記録を提供

2021年6月18日
    
    
カリフォルニア州は6月18日、ワクチン接種の記録へのアクセスとダウンロードを可能にするウェブサイトを開設した。

同時に、州として、接種証明書の携帯を義務付けることはしないと強調した。

概要は次の通り。


州のウェブサイトにアクセスする → ワクチン接種時に登録した氏名、生年月日、Eメール (または携帯番号) を入力し4桁の暗証番号 (Pin Code) を作成。


CA Department of Public Health から、Eメール (または携帯番号) に「Digital COVID-19 Vaccine Record」の案内が送られてくる →「View Vaccine Record」をクリックして「PIN CODE」を入力する → ワクチン情報とQRコードが送られてくる。


米国疾病管理予防センター発行の紙のカードと同じ情報 (氏名、誕生日、接種日、ワクチン名などのテキスト) が含まれている。


このQRコードは、スポーツ、イベント、企業、空港など、予防接種が必要な場所に設置されたQRスキャナで読み取ることができる。


デジタル記録を受け取った後は、その情報をスクリーンショットして、携帯電話のファイルやカメラロールに保存することが推奨されている。


「Digital COVID-19 Vaccine Record」には何回でもアクセスできる。


紙のCDCカードは紛失する可能性があるが、デジタルデータは便利なバックアップとなる。


このツールは義務ではないとし、政治的に問題となっている「パスポート」という言葉は使われていない。