ハリウッドでもファン追悼
マイケルさんの無実訴え
2019年6月27日
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2009年6月に急死した人気歌手マイケル・ジャクソンさんの没後10年の追悼イベントが6月25日夕刻、ロサンゼルス郊外ハリウッドで開かれた。
新たなドキュメンタリー作品で生前の子ども虐待疑惑に再び注目が集まる中、各国から集まったファンは「マイケルは無実だ」とシュプレヒコールを繰り返した。
ロンドンから毎年、命日に墓参りを続けているグレッグ・スピンクスさん (31) は「没後10年にあんな作品が公開されたのは残念だ」と憤る。
1990年代から大ファンというメキシコ市の女性 (37) も「作品は一方的な証言だけでつくられており問題だらけ」と非難した。
イベントには、全米各地や日本、中国などからファンが集結。
ジャクソンさんの代表曲を合唱したり踊ったりした。
ドキュメンタリー作品「ネバーランドにさよならを」では、男性2人が幼少時からの性的虐待を告発。
有料テレビHBOなどが放映し、一部ラジオ局が楽曲を流すのを控えるなどの影響が広がった。
一方、ファンらはソーシャルメディアで、証言の誤りや問題点を挙げて反論している。
(2019年7月16日号掲載)