黒人侍の物語、映画化へ
C・ボーズマンさん主演
2019年6月1日
16世紀の日本で織田信長の家臣となった黒人のサムライとして知られる「弥助」 (やすけ) の物語が、黒人俳優チャドウィック・ボーズマンさん主演で映画化されることが決まった。
米芸能メディア「デッドライン」などが伝えた。
公開時期などは未定。
弥助の生涯は謎が多いが、アフリカ南部モザンビークで生まれ、イエズス会宣教師の奴隷として日本に来たとされる。
ボーズマンさんは「単なるアクション映画ではなく、異文化交流を描いた作品だ」と述べた。
ボーズマンさんは大ヒットを記録したSFアクション映画『アベンジャーズ エンドゲーム』 (2019) や『ブラックパンサー』 (2018) のほか、米大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの生涯を描いた『42 世界を変えた男』 (2013) などの主演で注目を集めた実力派。
*イラストはイメージ
(2019年6月16日号掲載)