2020年12月16日
ファイザーなどが開発した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が米国内で始まり、トランプ政権のワクチン計画「ワープスピード作戦」の担当者らは12月14日、2021年3月末までに1億人分のワクチンを確保できるとの見通しを強調した。
食品医薬品局 (FDA) は今週中にモデルナのワクチンの緊急使用を許可するとみられる。
ワープスピード作戦のスラウイ顧問やアザー厚生長官は記者会見で、ファイザーと合わせて年内に2,000万人、2021年1月末までさらに3,000万人に対し1回目の接種が可能で、3月末までに計1億人分のワクチンを確保できるとした。
ジョンソン・エンド・ジョンソン (米) とアストラゼネカ (英) のワクチンも順調なら2~3月に接種が可能になるとみているという。
米国の人口は3億人超で、アザー氏は来年6月末までに希望する国民に行き渡らせると説明した。
(2021年1月1日号掲載)