渋谷 昌治
英語講師 1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。 1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。 1976年 「ショージ英会話教室」を開校。 ご質問、ご連絡はこちらまで |
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Labor Day (労働者の日) |
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アメリカでは、Labor Day (労働者の日)は、毎年9月の第1月曜日とされている。
その歴史は1800年代にさかのぼる。
19世紀の初め、アメリカの国民は、週7日の長時間労働で、しかも低賃金で、みんな苦しんでいた。
子供も11、12歳から働かされていた。
その働く子供の中にPeter McGuire(ピーター・マグワイヤー)という11歳の男の子も、工場で働いていた。
彼が中心になり、後に1869年頃、労働組合を設立し、労働者の生活は大幅に改善された。
1882年9月5日には、ニューヨークで大規模な全労働者のためのパレードが開かれた。
そして、1894年、ついにLabor Dayは、国民の祝日となった。
今日、Labor Dayには、あちらこちらでパレードが行われ、ほとんどのアメリカ人は、仕事に出かけないで、3連休を楽しく過ごしている。
では、Labor Dayに関係した英語の表現を勉強しましょう。
1.In America, Labor Day which became a national holiday in 1894 is the first Monday in September. (アメリカでは、1894年に国の祝日になった「労働者の日」は、9月の第1月曜日とされている。)
2.In the beginning of the 19th century, most people, including children, worked 12 to 16 hours a day, 7 days a week. (19世紀の初め、子供を含めて、ほとんどの人々は、週7日、1日12時間から16時間も働いていた。)
3.Peter McGuire, who was one of these working children, later became the president of a labor union and led to Labor Day. (ピーター・マグワイヤーは、これらの働いていた子供の1人であった、そして後に、ある組合の委員長になり、「労働者の日」へと導いた。)
4.Today, most people in America do not go to work on Labor Day and enjoy a 3-day weekend. (今日、アメリカでは、殆んどの人々は、「労働者の日」に仕事に出かけないで、三連休の週末を楽しく過ごしている。) |
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(2014年8月16日号掲載) |