渋谷 昌治
英語講師 1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。 1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。 1976年 「ショージ英会話教室」を開校。 ご質問、ご連絡はこちらまで |
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ポップコーン |
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ポップコーン(popcorn)の発祥はいつ頃だか、はっきりわかっていませんが、アメリカン・インディアンによって紹介されたことは、間違いないようです。
1620年に、イギリスからアメリカの新境地にやって来た清教徒(Pilgrim)たちは、原住民のアメリカン・インディアンたちと仲良く暮らそうと、翌年の秋に祝宴を開き、インディアンたちを招待しました。
その中の1人がコーンの種を持って来て、火の上に置きました。
すると、コーンの内部の水がコーンを破裂させ、その際に、「ポップ!ポップ!」という破裂音が生じたことから、清教徒たちは、それを「ポップコーン」と呼ぶようになったと言われております。
1945年に、新しいポップコーン用の機械ができ、アメリカ人は、家庭や、映画館でもポップコーンを食べるようになり、今日に至っております。
では、popcornに関係した会話を勉強しましょう。
①There is no doubt that popcorn was invented by American Indians and later introduced to Pilgrims, the first settlers to the United States. (ポップコーンがアメリカン・インディアンによって発明され、後にアメリカへの最初の入植者である清教徒たちに紹介されたことは疑いない。)
②When the Pilgrims invited Indians to a Thanksgiving dinner in 1620, one Indian brought some seeds of corn to the dinner and put them on a fire. (1620年に、清教徒たちが、感謝祭の夕食にインディアンたちを招待した時、1人のインディアンが、夕食に幾つかのコーンの種を持ってきて、それらを火の上に置いた。)
③The water inside the corn made a “pop!” noise, and that was why people started to call it “popcorn.” (コーンの中の水が「ポップ!」という音を生じさせ、そのことが人々がそれを「ポップコーン」と呼び始めた理由です。) |
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(2014年9月16日号掲載) |