Thursday, 21 November 2024

watch、see、look atの違い (2020.7.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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watch、see、look atの違い

watchseelook atも日本語では3つとも「見る」と訳されていますが、英語では、状況に合わせて使い分けなければなりません。

 

まず、 watch焦点を合わせて、注意して「見る」です。

例えば、腕時計(watch)を見る時とか、テレビの画面を見る時とか、人の行動を注意して見る時に、英語ではwatchを使います。

 

例文:I watched a movie on TV last night. (昨夜、テレビで映画を見ました。)

 

次に、see自然に目に入るものを「見る」です。

例えば、映画館で映画を見る時とか、空を見る時とか、外出中に知人を見かけた時に、英語では see を使います。

 

例文: I went to see a movie last night. ( 昨夜、映画を見に行きました。)

 

最後に、look at視線を向けて「見る」です。

例えば、小学校の生徒が授業中に隣の生徒と話をしている時に、先生はその生徒に向かって、「こっちを見なさい!」と言う時に、英語では look at を使います。

 

例文: Look at me! (私の方を見なさい!)

 

 

では、練習しましょう。次の文を英語に訳して下さい。

  1. 私は昨日、3時間テレビを見ました。
  2. 私は今朝、銀行で先生を見かけました。
  3. 盲目の人は、空を見上げることはできますが、彼らは空を見ることはできません。

 

<正解>

  1. I watched TV for three hours yesterday.
  2. I saw my teacher at the bank this morning.
  3. Blind people can look at the sky, but they can not see the sky.

 (2020年7月16日号掲載)