渋谷 昌治
英語講師 1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。 1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。 1976年 「ショージ英会話教室」を開校。 ご質問、ご連絡はこちらまで |
|||
hear と listen toの違い |
|||
hearもlisten toも日本語では「聞く」と訳されていますが、英語では、状況に合わせて使い分けなければなりません。
まず、hearは自然に耳に入るものを「聞く」という消極的な意味を持っています。 特に、無意識に聞こえてくるものに良く使われます。 例えば、フリーウェイからの騒音とか、アパートの上の階からの物音とか、他人の口から入ってきた噂などにはhearを使います。 例文: I heard a loud noise upstairs. (上の階から大きな音を聞いた。)
一方、listen toは、意識的で積極的な行為で「耳を澄ます」という意味で、必ずしも聞こえるとは限りません。 例えば、音楽とか、ラジオのニュースとか、大統領のスピーチなどを聞く時にlisten toを使います。
例文: I listened to the speech on the radio this morning. (今朝、ラジオでそのスピーチを聞きました。)
では、練習しましょう。次の文を英語に訳して下さい。
<問題>
<正解>
|
|||
(2020年8月16日号掲載) |