2024年 02月 27日

「否定+比較級」は最上級の肯定を表す (2020.10.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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「否定+比較級」は最上級の肯定を表す

NOTとかNEVERとかNOBODYなどの否定を表す言葉の後に、比較級の形容詞、又は副詞が来ていたら、その話し手の意図する内容は、最上級の肯定を表しています。

例えば、「I have never felt better.」という文の話し手は、「私は今、最高に気分が良い。」という内容を表しています。

なぜならば、文法的には、「I have never felt better (than now).」と「than now」が省略されていて、直訳すると、「私は今よりも、もっと良い気分を感じたことが無い。」になり、「今は最高に気分が良い。」という内容を表す結果になります。

従って、「He couldn't have run faster.」という文の話し手は、「彼は、最高に速く走った。」という内容を表しています。

なぜならば、直訳すると、「彼は、もっと速く走ることはできなかっただろうに。」になるからです。

 

では、練習しましょう。次の英文を最上級の肯定の内容を表して、日本語に意訳して下さい。

 

問題:

  1. I have never seen a more beautiful woman.
  2. He couldn't have been kinder.
  3. Nobody in the class is taller than Jim.
  4. I couldn't agree with you more.

 

正解:

  1. 彼女は今まで見たうちで、最も美しい女性だ。
  2. 彼は最高に親切だった。
  3. クラスでジムが一番背が高いです。
  4. 全くあなたに同感です。

 (2020年10月16日号掲載)