shouldの省略 (2020.11.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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shouldの省略

I suggest that he go to the doctor's.

(私は彼が医者の所に行くことをすすめます。)


よく生徒から、「上記の文は、heの後のgoに三人称、単数、現在形の「s」が無いので間違いではないですか?」と質問されますが、実はこの文は、アメリカではしばしば使われる表現で、文法的にも正しい文章です。


なぜならば、アメリカでは、要求、提案、強い主張等を表す動詞、形容詞、名詞の後にthat節が来ると、そのthat節の中のshouldはしばしば省略されるという文法があるからです。


例えば、「I advised that she not buy a used car.」は響きは悪いですが、文法的には、「I advised that she should not buy a used car.」と同じ文です。(私は彼女が中古車を買うべきではないと忠告しました。)  


参考までに、以下の動詞、形容詞、名詞の後のthat節にshouldが省略されます:


  ask「求める」  propose「提案する」  essential「不可欠な」
  advise「忠告する」  recommend「推薦する」   important「重要な」
  command 「命じる」  require「要求する」  necessary「必要な」
  insist「強く主張する」  request「頼む」  urgent「緊急な」
  order「命令する」  suggest「すすめる」  imperative「避けられない」
  prefer「より好む」  urge「勧告する」  request「要求」



では、練習しましょう。次の文を英語に訳して下さい。


問題:

  1. 私は彼女が大学にゆくべきだとすすめます。
  2. 彼は1日に10語新しい単語を暗記する事が不可欠です。
  3. テストが遅らされるべきであるという要求は否定されてしまった。




正解:

  1. I suggest that she go to college.
  2. It is essential that he memorize 10 new words a day.
  3. The request that the test be delayed has been denied.

 (2020年11月16日号掲載)