Q 移民局で手続きをする際に出生証明が必要です。戸籍抄本でいいのでしょうか?
A はい。移民局での申請に関して、日本人は戸籍抄本 (戸籍謄本は家族全員、抄本は個人分) が出生証明や結婚証明、離婚証明の代わりになります。
Q 英訳はどうすればいいですか?
A 提出する際には、英訳が必要になります。翻訳会社に頼むこともできますが、そこまでしなくても、自分で翻訳して (名前、地名など読みにくい場合があるので)、それを英語のできる方に確認してもらい、「正確に翻訳しました」 という翻訳者の証明文を添付する方法で大丈夫です。
Q 戸籍抄本は原本が必要ですか?
A 日本大使館や日本の役所では、パスポート手続きなどで抄本の原本が必要とされる場合がありますが、アメリカ移民局ではコピーで問題なく、また立証したい事項が含まれていれば (結婚、離婚などの場合)、過去6か月以内の発行でなくても古いものでOKです。
Q あいにく手元に抄本がなく、役所から取り寄せなければなりませんが、どうすればいいでしょうか。
A 抄本の取得については、①こちらから郵送で本籍地の地方自治体役所に直接申し込む、②日本国内でお友達またはご家族などに窓口または郵送で申し込んでもらう、③日本の行政書士に代行を依頼する、という方法があります。
① の場合は海外から直接申し込むことになるので、送料、手数料の支払いについては国際郵便為替 (International Postal Money Order) が必要になります。
国際郵便為替の金額は多少大目にしたほうがいいようです (為替レート変動のため)。
また、送付先のこちらの住所確認のため、官公庁発行の書類を同封してください。
こちらの免許証で構いませんが、給与明細は会社・企業発行のものであっても好ましくなく、むしろ税務書類など、政府発行のものがよろしいようです。
ご家族に郵便で取り寄せてもらう場合は、以下が必要になります。
① 請求用紙 (各市町村のHPからダウンロード)、もしくは必要事項を下記の要領で便箋などに手書きで記載。
② 返信用封筒、
③ 手数料 (1通450円の郵便局定額小為替、または現金書留)、
④ 本人確認書類 (住所を確認できる免許証、保険証などのコピー)、
⑤ 請求者の氏名、住所、生年月日、連絡先電話番号、
⑥ 申請者の署名と捺印、
⑦ 本人の委任状 (戸籍に入っている本人、配偶者、直系以外の第三者が申し込む場合)。
Q 請求用紙がダウンロードできないので、手書きの書き方を教えてください。
A 以下の項目について、回答を書き出してください。
1)請求者について
・住所、電話番号、生年月日、氏名(捺印)
・本籍地
・筆頭者氏名
・戸籍筆頭者との続柄
2)請求内容
・必要とする書類:戸籍抄本
・必要枚数:(例)1枚
・必要な方の名前:
・必要な方の生年月日:
・請求理由:
・個人事項証明書 :(例)運転免許証のコピー1枚
なお、いずれの場合でも、あらかじめ該当の役所の戸籍関係の担当者に電話をして、必要書類などを確認しておかれることをお勧めします。
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