資産をいかに増やし、守るか(2016.4.16)

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ishiwada new face石和田 貴光

保険エージェント

兵庫県神戸市出身。大学卒業後、新聞社系出版社にて教育広報部、営業企画部を経て、2001年8月25日に渡米。2005年10月にイシワダ保険エージェンシーを設立。カリフォルニア全域をカバーし、医療保険、生命保険、各種年金プランやペンションプランを専門とする。医療保険最大手のAnthem Blue Cross社より、カリフォルニア州 Top 1%の業績が称えられ、Premier Partnerとなる。趣味はランニング、読書。



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資産をいかに増やし、守るか

       

サマータイムを有効活用しよう

 

私はサマータイム (夏時間) の制度がとても気に入っています。

 

そもそもサマータイムとは "Daylight Saving Time" と呼ばれるように、消費電力を抑える目的で実施されています。

 

同時に、日照時間が長くなるため、終業後にスポーツをしたり、外食など出かける頻度が上がるなどの経済活動の活性といった相乗効果があるようです。

 

アメリカでは、州によってこの制度が取り入れられていない場合もありますが、一般的には、年間で約8か月間 (3月の第2週の日曜日から、11月の第1週の日曜日まで) が対象期間となります。 

 

アメリカでこの制度を知って、私なりに気づいたことがあります。 

 

それは、いかに「何時に起きて、何時に仕事をし、何時に仕事を終え、何時に就寝するか」 を、意識的にも、無意識的にも、忠実に守って生きていたことです。 

 

我々が起きている間、地球の反対側の人たちの多くは寝ています。

 

つまり、自分がどんな時間軸の環境で生活をしているかによって、その活動のリズムが決まっていくのです。

 

 

 

人生の時間は有限

 

 

いつでも、何でもできる!という言葉には勇気を与えてもらえますが、その言葉が現実味を帯びるには、「具体的な計画を立てること」と、「実行に向けた策を走らせること」 が重要です。 

 

仕事における成果も、まず「プロジェクト」ありきで、そこで立てた具体的な策を「実行すること」 で結果が生まれるのです。 

 

現在30代の方が、安定した50代~60代を想定する場合、山あり谷ありの人生の中でも、あらかじめ 「具体的な計画」 を立てた上で、「どのようなプランを走らせるか」 を考えておく必要があります。

 

意外にも、行き当たりばったりで何とかなっていく事が多い世の中ですが、人間には寿命がありますので、どんな人も人生における時間は有限なのです。 

 

「いつでも、何でもできる!」 では具体性に欠けます。

 

ですので、「いつ、何をする!」を具体的に考えることで、明確な結果が生まれる可能性が飛躍的に上がります。

 

 

 

一生ものの知識を身につける重要性

 

 

ゴルフをされる方ならばよく分かってくださると思いますが、ゴルフを始める最初の段階で、「いかにスイングの基礎を理解できるか?」が、「どれだけ上達できるか?」につながるほど、重要な要素を占めるのです。 

 

一度、変な癖がついてしまうと、その矯正には多大な時間 (とお金) を代償として費やさなければなりません。逆に、始めた初期段階から、 

 

ゴルフ理論や基礎をしっかり学んでこられた方は、正しい知識が脳にインプットされているため、結果的に長くゴルフを楽しめるといった一生ものの知識 (財産) を得ることができます。 

 

「資産をいかに増やし、守るのか?」も、基本は同じです (学ぶことで初めて発展が見込める。知識は無形財産)。

 

正しいと思っていたやり方も、さらに効率の良い方法があるはずです。 

 

もちろん、今まで自己流でやられてきた方法が、その方にとって最適な方法である可能性もあります。 

 

例えば、セミナーに参加したり、専門書を読むことが大切と思われる場合、その道の専門家に相談することで、「より良い方法は無いか? (模索・改善)」であったり、「自らやってきた方法にさらに自信が持てた (確認)」など、『模索・改善・確認』 ができるはずです。 

 

非効率な方法の中から効率的な方法を見出すことも可能ですが、専門知識を有する人に相談をすることで、通らなくてもよい遠回りを防ぐことができるのです。

 

(2016年4月16日号掲載)