Open Enrollment   医療保険の申請期間

すでにご存じの方も多いと思われますが、医療改革(通称：オバマケア)の影響で、今年以降から発売されている医療保険は、昨年末まで存在した医療保険と一部、ルールが大幅に変わってしまいました。(2010年3月23日までに加入された医療保険は、Grand Father プランと呼ばれ、今年以降も内容が変わっていません）

まず、一番大きく変わった点は「申込みや変更ができる期間」 が定められたことです。

主に、個人や家族向けの医療保険の申請や、お持ちであるプランの変更手続きは、Open Enrollmentと呼ばれた期間のみ、とり行うことができます。

2013年10月1日から始まった Open Enrollment のルールは2014年3月31日で締め切られました。

次回の Open Enrollment は「10月15日〜翌年1月15日」(保険会社によって期間は若干異なります) となります。

つまり、いつでも医療保険に加入したり、プランを変更したりできなくなってしまいました。

いつ何時に、医療サービスを受けるか分かりませんので、万が一に備えた医療保険は、必ずお持ちになるようにご留意ください。

医療保険：EPO Networkって何?

今年以降から生まれた新しい医療保険の Network に「EPO Network」 と呼ばれるものがございます。

主に、医療保険を取り扱う大手保険会社 「Anthem Blue Cross / アンセム・ブルークロス」社が販売する個人・法人向け医療保険に生まれた新しい Networkの EPO Network とは、「Exclusive Provider Organization」の略称です。

簡単にご説明すると、EPO Network の医療保険に加入された場合、保険会社の EPO Network に所属する医師や病院でのみ、各種医療サービス (通院、入院、手術など) を受けられます。

気を付けたい点は、EPO Network をお持ちの場合、EPO Network に所属しない医師や病院で医療サービスをお受けになった場合、かかる費用が保険でカバーされない点です。

EPO Network のメリットは、EPO Network に属する医師や病院で医療サービスをお受けになる場合、多くの割引が適用される点です。

Pediatric Dentalって何?

医療改革に伴い、2014年以降からは Pediatric Dental (子ども向け歯科保険) の加入が義務付けられました。

ここで言う「子ども」 の定義は、19歳以下の対象年齢のお子様となります。

Pediatric Dental の医療保険は、保険会社によって保険料は異なりますが、大体、月5〜22ドルほど課金されています。

これら子ども向け歯科保険のベネフィットは、19歳以下のお子様にのみ適用される内容ですが、19歳以上の大人にも保険料のみ課金されてしまいます。

例えば、19歳以上の加入者にお子様がおられない場合でも、Pediatric Dental の保険料が課金されます。

原則的に、Pedicatric Dental の保険料だけを取り除くことはできず、実際の歯科保険のベネフィット内容も適用されません。