リスクとリターン NO RISK NO RETURN(2013.10.16)

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ishiwada_top.jpg石和田 貴光

保険エージェント

兵庫県神戸市出身。大学 卒業後、新聞社系出版社にて教育広報部、営業企画部に所属。2001年8月25日に渡米。ロサンゼルス、サンディエゴの出版社にて営業部に所属後、 2005年10月にブルーストーン保険エージェンシーを設立。現在はサンディエゴと、ダウンタウンLAの2拠点より、健康保険、生命保険、各種年金プラン に関するコンサルテーションを提供。2009年1月より社名を「Ishiwada Insurance Agency」に変更。趣味はランニング、テニスとゴルフ。

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リスクとリターン
NO RISK NO RETURN
       

ライフプランニングをアドバイスさせていただく中で、保険商品や、年金プランを通じて、将来に向けたお金のプランニングに関するご相談を承っています。

保険と、お金に関するプランニングは、一見関係がなさそうに見えて、実はとても密接に繋がっています。
 

今回のトピックは『リスクとリターン』 について。「NO PAIN NO GAIN (痛みなければ、成長なし)」の意にも似た用語で、投資の世界でよく用いられる言葉に 「NO RISK NO RETURN」があります。

要するに「投資なくして、実りなし」という意味です。
 

 

備えあれば、憂いなし
 

どなた様も、10年後、20年後、そしていつか来る老後に向けて、今よりは豊かになっていたい … と願う気持ちがあるはずです。

具体的に、どの程度、豊かになりたいのか?をしっかり考えた人ほど、明るい未来が約束されるシビアな世界でもあります。
 

例えば、現在25歳の方が、10年後、20年後、そして老後について考える場合 …。多くの方は、25歳から10年後、20年後 … といった風に考えるのではないでしょうか?
「具体的に豊かな将来設計」を考える場合、今から未来といった時系列で考えるのはナンセンスです。
 

この場合、65歳でリタイアをすると仮定して、65歳から55歳までに、55歳から45歳までに、そして、45歳から35歳までに何をすべきか?といった具合に、逆算して考えてみて下さい。
 

 

 

リスクとリターン
 

厄介な事実に、リスクが増える投資ほど、大きなリターンを得ることができる可能性も増します。

25セントで遊べるスロットマシーンと、100ドルで遊べるスロットマシーンで得られるリターンが異なるように、投資する資本によって、得られるリターンの額も変わってきます。
 

一般的に誰でもすぐに始められる投資から、将来的にコツコツと計画的に始められる金融商品を利用した投資を大きく分けてご紹介します。
 

  1. 元本保証型商品 (各種年金・各種生命保険など)
  2. 債券 (Bond)
  3. 株式 (Stock)

上記に挙げた事例は、①から③になるほどリスクが高いですが、リターンが得られる場合、大きなリターンを得られる可能性もあります。
 

アメリカで暮らしていく場合、上記とは別に大きなウェイト(割合)を占める投資に不動産も挙げるべきでしょう。
 

 

 

目標の立て方
 

大切な点は、目標設定を「今から未来」 という順序で立てるのではなく、「未来から今に向けて」 何をすべきか?といった順序の考え方です。
 

とりあえず走りながら、後で問題にぶつかってから考えるのでは、いつまで経っても余計な問題と縁が切れぬまま、苦労を重ねてしまいます。
 

まさに「砂漠で目隠しをして、しばらく真っすぐに向かって走ったら、元の場所に戻っていた …」 。

そんな状態になりかねません。

計画を練る際、『将来、どうなりたいのか』 を先に考えてみてください。

そこから、仮設を立て、想定し、実際に今から未来に向けて実行を重ねるのです。
 

歩みを進めた後、多くの人生経験を通じて、多くを学び、多くの影響を受け、多くの貢献を通じて、少しずつ豊かになっていくのだと思います。
 

投資にリスクはつきものですが、思い描く未来に豊かさを求める場合、リスクは避けては通れません。
 

皆様にとって、最初に始める投資となり得る各種プランニングを、しっかりヒアリングさせていただき、献身的にサポートをして参りたいと思っております。

 

(2013年10月16日号掲載)

     

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