ACTとSAT(2012.10.16)

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櫻井 真理

育英セミナー・サンディエゴ校室長

日本の某高校にて国語教諭として勤務。その後、育英セミナーの教育活動に賛同して転職。
現在はサンディエゴ校室長として海外子女教育に力を注ぐ。


 

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ACTとSAT
 

Q. 大学入試要項にACTまたはSATと書いてあるのをよく見るのですが、ACTとSATの違いを教えてください。

 

A. ACTとSATの違いを右上の表にまとめてみました。ACT・SATどちらが簡単、または有利ということはないようですが、ACTとSATの特徴をよく理解し、どちらが自分に向いているかを判断して、受験準備を進めていくといいでしょう。

ただし、日本の帰国子女枠大学受験では、ACTのスコアだと大学の選択肢が限られてしまいますので、SATを受験したほうがよいでしょう。

またACTを受ける時には、大学側が Writing を必要としているかどうかをしっかり確認してから、テストを選ぶように注意しましょう。

 

 

Q. SATはいつ頃から受験を始めればよいのでしょうか?

 

A. SATは、だいたい11年生頃から受け始めることをお勧めしています。

SAT Subjectテストが必要な場合、APクラスやCollege Preparationクラスの修了時に合わせてテストを受験するように予定を組むといいでしょう。

また、SATやACTは米国で学ぶ高校生の学力を測る試験ですので、英語が第二言語となる生徒は、準備期間が短いとなかなか点数が上らないことが多いようです。

まずは自分の実力を確認し、自分の弱い分野と強い分野を知ることが大切です。

次に、SAT受験日とスコア発表日、各大学の出願締切日を考慮して、余裕を持って計画的に学習を進めるといいでしょう。

上に2012~2013年度のSATテストスケジュールを載せました。

なお、SAT Subject は受験日によって受けられる科目が若干異なります。

また、3月は SAT Subject テストがありませんので注意しましょう。

 

 

 

育英セミナー・サンディエゴ校では、SAT対策クラス (Reasoning、Subject) を随時開講しています。

また、実力テストも行っています。お問い合わせは This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it. または ☎858-674-9866まで。


(2012年10月16日号掲載)

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