女性と心臓疾患(2012.5.1)

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son_new8.jpg 曽 碧光

米国中医薬研究所所長

1932年台湾に生まれる。
東京大学農芸化学修士、米国カンサス大学微生物学修士、東京大学薬学博士、 元米国コネチカット大学病理学助教授、
第1 回世界中西医結合大会審査委員、セント・エリザベス病院 (ボストン) 筋ジストロフィー主任研究員、ドライ・アイ眼科研究所生化学顧問、元米国漢方研究所所長、現米国中医薬研究所所長。


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女性と心臓疾患

Q : 56歳の女性です。

更年期以降の女性はハート・アタックのケースが急増しているので、医者から予防のためにコレステロール降下剤のリピトアー(Lipitor)を処方された上に、毎日81mgの低濃度アスピリンも一緒に服用するようにと言われました。

リピトアーとアスピリンを一緒に服用した場合、薬と薬の危険な反応はないでしょうか。

また、漢方によるハート・アタックの予防法はないでしょうか。

 

A :   コレステロール降下剤リピトアーと抗凝血効果のあるアスピリンを一緒にとると、リピトアーがアスピリンの抗凝血効果を増強するので、腸出血、尿道出血、鼻血や過量の月経出血を起こす危険性があります。

従って、この2つの薬は一緒に使わないようにしてください。薬と薬の危険な反応に加えて、リピトアーは横紋筋崩壊という筋肉崩壊と肝臓・腎臓障害の副作用があり、アスピリンには胃腸障害を起こす副作用があるので、ハート・アタックの予防には長期間服用しても副作用のほとんどない漢方が望ましいと思われます。
 

従って、血管内の血液凝固を防ぐ抗凝血効果とコレステロール降下作用を兼ね備えている漢方、霊芝降脂健心湯をおすすめします。

霊芝降脂健心湯の主要構成生薬である霊芝は抗凝血効果を持っているほかに、コレステロール降下作用と中性脂肪降下作用を兼ね備えています。

また、霊芝に抗がん活性、抗アレルギー活性、血圧降下物質、血糖降下作用、抗酸化活性、インターフェロン誘起活性などの多方面薬効が確認されています。

その他の霊芝降脂健心湯の構成生薬の薬効は次の通りです。

丹参にはコレステロールと中性脂肪の降下作用があり、狭心症や虚血性心臓病に有効なタンジンという成分も確認されているので、心臓疾患の予防に役立ちます。

山査子、何首鳥、沢瀉、黄精、枸杞子、桑寄生にコレステロールと中性脂肪の降下作用があり、血圧と血糖の降下作用も兼ね備えています。

このように霊芝降脂健心湯の全構成生薬にコレステロールと中性脂肪の降下作用が含まれているので、構成生薬の総合的相乗効果でコレステロールと中性脂肪の降下作用が促進増強され、霊芝と丹参の心臓保護効果も合わせて、ハート・アタックの予防に優れた効果を発揮します。

 

 
(2012年5月1日号掲載)

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