子どもと一緒に パソコンを楽しもう!!(2013.9.1)

asada 2

asadasan.jpg麻田 貴平

(株)テイクワン システムズ・サンディエゴ代表

南カリフォルニア大学(USC)卒。
青山会計コンサルタント事務所、太田昭和コンサルタント事務所を経て、2007年よりテイクワン システムズ・サンディエゴ代表。



ご質問、ご連絡はこちらまで  

 

 

column line
 
子どもと一緒にパソコンを楽しもう!!
 

パソコン使用のルールを決めよう!
 

子どもにパソコンを使用させる前に、家族で話し合いを行って、パソコン使用のルールを決めましょう。

次項の「子どもがパソコンを使う時に注意したいこと」を参考に、パソコンの使用時間やインターネットを使う時のルールなどを決め、忘れないように、いつでも目につくところに掲示しておきましょう。

ルールを記載した紙などをパソコンの近くに貼ってもよいでしょう。
 

 

 

パソコンを使う時に注意したいこと
 

「子どもがパソコンを使う時に、注意したいことは何でしょうか?」親がある程度注意をしておけば、危険な状態に陥る前に防ぐこともできます。

以下の内容をパソコン使用のルールに盛り込み、子どもにも理解させましょう。
 

・    親がいる時に使う
・    パソコンは親の目の届くところに置く
・    1日の使用時間を決める
・    目的を決めてから画面に向かう
・    子どもが自分で危ない…など、嫌だなと感じるところへアクセスしたら、親を呼ぶように話しておく
 

 

長い時間パソコンに向かうことは、目などの健康のためにもよくありません。

また、目的もなく、ただ何となくパソコンに向かうのでは、無駄な時間を費やすことにもなります。

何をやりたいのか、調べたいのか、目的を決めてからパソコンの電源を入れさせるようにしましょう。
 

また、親の心構えとしては、子どもからパソコンの使い方の質問を受けたら、じっくり聞いて答えてあげましょう。
 

 

 

子どもとパソコンの付き合い方
 

子どもの年齢にもよると思いますが、パソコンで調べ物ができることを知っている子もいれば、ゲームで遊べることを知っている子もいます。

パソコンは勉強する道具にもなれば、遊びの道具にもなるのです。

パソコンはそのうち、テレビを見るのと同じような感覚の道具になるのではないでしょうか。
 

テレビを持っていないご家庭は、ほとんどないでしょう。

パソコンの普及率、インターネット接続の普及率がテレビに近づく日もそう遠くはありません。

テレビに取って代わる日も来るかもしれませんね。
 

テレビは、娯楽番組を見て楽しんだり、ゲーム機に繋いでゲームを楽しんだり、子どもが遊ぶ道具として使う時もあれば、教育番組で学習したり、学習ビデオを見て学んだり、勉強するための道具にもなります。

パソコンでも同じように、使い方次第なのです。
 

新しいツールは大人よりも子どもの方がより興味を持ち、どんどん吸収して利用していけるのです。

そして、子どもたちに新しい世界を提供します。
 

パソコン、インターネットを遊びの道具にするのもよし、勉強の道具にするのもよし。

そこに親と決めたルールは必要ですが、子どもが興味を示した使い方をさせてもよいのではないでしょうか。
 

 

 

パソコンをはじめる年齢
 

パソコンがご家庭にある環境であれば、パソコンを使っている親御さんの姿を、お子さんが見る機会もあるでしょう。

そのうちに興味を示して「触ってみたい! 私もやってみたい!」と言ってくる日があるはずです。

お子さんが興味を示し、自分から「やってみたい」 と言ってきた時こそが、パソコンに触らせる最適の時期です。
 

我が子は、赤ちゃんの頃から私がパソコンを使っている姿を見ていましたが、興味を示したのは5歳になった頃からでした。

普段パソコンを使っている時は、子どもが楽しめるような内容ではありませんね。
 

子どもが興味を示した時に、パソコンを見せてあげられるように、子供が楽しめるサイトなどを事前にリサーチして、ブックマークしておくのもよいでしょう。
 

いつまで経っても興味を示さないけれど、親としては情報教育をしたい!ということであれば「パソコンでこんなことができるよ」と、さりげなくパソコンを見せてあげるのもよい手かもしれません。
 

ですが、決して無理強いをせず、興味を示さなければ、また時期を置いて誘ってみてください。

パソコンを始める時期に、早すぎる、遅すぎる … というのはないのです。

 

(2013年9月1日号掲載)

​